副作用がつらくて抗がん剤治療はもうやめたい人へ 【ストーリーで読む】ステージ4がん患者でも選べる治療法 » 第一章 抗がん剤の副作用でつらかったこと » 関節痛、筋肉痛

関節痛、筋肉痛

抗がん剤による関節痛の症状

抗がん剤は、血液の流れにのって全身をめぐるため、副作用がからだのあらゆる部位に現れてくることがあります。

副作用のひとつに、「手がしびれる」、「関節が痛い」、といった筋肉痛・関節痛があります。個人差があるものの、抗がん剤投与後、2日~7日間までに症状がみられることが多いようです。

しびれやこわばりといった痛みが続くと、歩行が困難になるなど日常生活に支障をきたす場合もあります。また、抗がん剤治療中は、白血球が減少することでからだの免疫力が減り、細菌感染して高熱が出る場合があります。その際に、筋肉痛・関節痛が伴う場合があります。そのままでは重症化しやすいため、病院へ連絡するなど早急に対応しましょう。

抗がん剤による関節痛で処方される薬

どの抗がん剤治療薬でも筋肉痛・関節痛が伴う場合がありますが、とくに、タキサン系抗がん剤(パクリタキセル、ドセタキセル)でよくみられます。非小細胞肺がん、乳がん、胃がんなどで投与される薬です。

症状が強い場合は、湿布、痛み止めの飲み薬や座薬を使用します。さらに重篤な場合は、ステロイド剤を使用し痛みを緩和させます。

乳がんのホルモン療法の中で用いられるアロマターゼ阻害剤は、関節痛の症状が多く見られることが分かっています。痛み止めの服用や鍼治療でも効果がある場合があります。

日常生活で工夫すること

関節痛を和らげるために、日常生活ですぐに実行できることとして、マッサージや温浴が効果的です。患部を温めたり、痛みがある部分を心地よく感じられる圧力でマッサージすることで、痛みを和らげられる可能性があります。また、ストレスが溜まっていると、痛みを悪化させるだけでなく、疼痛管理のための薬が効きづらくなる場合があります。

趣味を楽しむ、音楽を聴く、お笑いを見る、友人とおしゃべりをする、などでストレスをうまく発散し、痛みを紛らげましょう。アロマテラピーも良いでしょう。エッセンシャルオイルには癒し効果があるので、不安の解消にもつながると考えられています。

同時に発生しやすい副作用の対策も確認する

抗がん剤をやめるとどうなるのか確認

※このサイトの主人公について

このサイトの主人公は架空の人物です。サイト内のストーリーはさまざまな体験談などをまとめたフィクションになります。

※各クリニックの治療について

治療法を選ぶことは、患者さんとご家族の将来に関わる大切な選択となります。独断で決めてしまうことは避け、必ず専門知識をもつ医師に相談しましょう。

抗がん剤含め、治療法にはそれぞれ副作用やリスクを伴います。抗がん剤の副作用についてはこちら、他の治療法については、メリットデメリットを含めてこちらでご紹介しています。

イメージ

ヒロシ(57)

肺がんステージ4

現在57才。妻と子供2人の4人家族。
突然の肺がんステージ3宣告を受け、抗がん剤治療をメインに闘病したが、骨への転移が確認される。