副作用がつらくて抗がん剤治療はもうやめたい人へ 【ストーリーで読む】ステージ4がん患者でも選べる治療法 » 第一章 抗がん剤の副作用でつらかったこと » 吐き気

吐き気

抗がん剤による吐き気の症状

「ムカムカする」、「吐き気がする」といった症状で、食べものや飲みものを食道を通じて嘔吐してしまうこともあります。人によっても、症状はさまざまですが、脳の中にある「嘔吐中枢」という神経が、抗がん剤で刺激されることで起こります。また、放射線治療と抗がん剤治療を併用している場合は、食道や胃などの消化管の粘膜に炎症を起こすことで、吐き気がもよおされる場合があります。

精神面の不安、食べ物のニオイや味覚障害などによって引き起こされることもあります。例えば、食事の支度中のニオイや温かい食事を食べるときの香り、たばこや芳香剤など生活環境で気になるニオイなどで誘因されます。自分の吐き気が起こるパターンを知り、なるべく調子の良いときに、食べられるものを食べるようにしましょう。

抗がん剤による吐き気で処方される薬

吐き気がひどい場合は、食欲不振、摂食障害にもつながります。吐き気を抑える薬として、制吐剤(せいとざい)が処方されます。

使用している抗がん剤の種類によって、吐き気の程度も変わってくるため、使用する制吐剤も違ってきます。また、嘔吐には急性、遅発性、予測性などいくつか種類があり、嘔吐発生の時期によっても、処方される制吐剤は変わってきます。

日本赤十字社が紹介している嘔吐対策によると、使用している抗がん剤の薬剤投与から24時間以内に生じる吐き気の割合いと、発生時期などを考慮し、制吐剤を選定しています。吐き気が強く、薬を飲むことが困難な場合は、座薬での提供も可能です。

日常生活で工夫すること

吐き気を軽減するために日常的にできることとして、次のようなことを心がけてみましょう。

吐き気の予防・対処

食事の工夫

同時に発生しやすい副作用の対策も確認する

抗がん剤をやめるとどうなるのか確認

※このサイトの主人公について

このサイトの主人公は架空の人物です。サイト内のストーリーはさまざまな体験談などをまとめたフィクションになります。

※各クリニックの治療について

治療法を選ぶことは、患者さんとご家族の将来に関わる大切な選択となります。独断で決めてしまうことは避け、必ず専門知識をもつ医師に相談しましょう。

抗がん剤含め、治療法にはそれぞれ副作用やリスクを伴います。抗がん剤の副作用についてはこちら、他の治療法については、メリットデメリットを含めてこちらでご紹介しています。

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ヒロシ(57)

肺がんステージ4

現在57才。妻と子供2人の4人家族。
突然の肺がんステージ3宣告を受け、抗がん剤治療をメインに闘病したが、骨への転移が確認される。