副作用がつらくて抗がん剤治療はもうやめたい人へ 【ストーリーで読む】ステージ4がん患者でも選べる治療法 » 第一章 抗がん剤の副作用でつらかったこと

第一章 抗がん剤の副作用で
つらかったこと

抗がん剤の副作用は、どのような症状が出てつらく苦しいものなのか、当サイトで紹介したヒロシの闘病記と合わせて紹介します。

抗がん剤の副作用は
想像を絶するつらさ

抗がん剤は副作用がつらい、というのは始める前から分かっていたけれど…正直、ここまでつらいとは。

自分の場合は1回目の抗がん剤治療で「シスプラチン」を飲んだのですが、。朝から一日中体がドロ~っとした感じでだるく、吐き気が常にある感じ。もちろん食事は摂れないし、水を飲むのもひと苦労…

さらに熱も出て、38度ぐらいの高熱をいったりきたり。これが何日かずっと続くんです。

投与数週間後には全身の痛みも現れました。痛みの種類としては、関節痛のような、筋肉痛のような…とにかくつらい痛み。

それは想像していた以上の苦しみでした。中でも一番辛かったのが吐き気。抗がん剤治療直後はとくにひどくて、食べてもすぐ吐いてしまうし、食欲が全くわきませんでした。

家族と共にのりこえようと試みるも
改善されず…

つらい副作用に負けぬよう、治療の日は食事量を抑える、マッサージや温浴をする、などを日常生活に取り入れ、家族にも支えられながら、何とか持ちこたえるものの…。いつまで続くかもわからない生活に、心が折れそうになりました。

約24週間の抗がん剤治療後、別の抗がん剤を試したのですが、やはり発熱・骨髄抑制・関節や筋肉の痛み・吐き気や嘔吐、ついには脱毛まで現れ、心身ともに限界でした。しかも、がんは大きくはならないが小さくもならない、という八方ふさがりの結果に愕然。繰り返し襲って来る副作用と改善がみられないがんに、治療を続けても意味が無いんじゃないか?もう抗がん剤治療をやめてしまいたい、と強く思うようになりました。

抗がん剤治療中は、大変つらい思いを抱えながら、闘病生活を続けている方が多くいらっしゃると思います。

つらさの要因のひとつに、抗がん剤治療中の副作用が挙げられます。そのつらさは、当人でないと計り知れない苦痛があると言われています。

今は、つらい副作用に対する予防策や副作用軽減のために行う、支持療法も進歩してきました。ここでは、患者さんたちが、抗がん剤治療中どのような副作用を経験したのか、副作用を軽減させる処方薬とは、日常生活で工夫できること、などを以下でお伝えしていきたいと思います。

抗がん剤で副作用が出る仕組み

抗がん剤治療は全身療法と呼ばれ、手術などの局所療法に対し、より広い範囲でのがんへの治療効果が期待できます。抗がん剤の使用は、主に、他の臓器へ転移の可能性がある場合や、血液・リンパのがんの場合に用いられます。

悪性腫瘍であるがんを攻撃する作用がある一方、正常の細胞まで攻撃してしまいます。正常の細胞を攻撃してしまうと、吐き気や下痢、口内炎、倦怠感、しびれ、脱毛、出血などの症状がからだに現れてしまいます。

副作用が出やすい時期

一般的な抗がん剤による副作用と起こる時期のグラフ
引用元HP:日本臨床外科学会」
http://www.ringe.jp/civic/igan/igan_16.html

こちらのグラフは、一般的な抗がん剤による副作用と起こる時期を表したものです。抗がん剤の副作用がつらい場合は、薬剤の使用や日常生活の工夫で、症状を軽くすることもできます。

担当医から、自分がどの抗がん剤を使用していて、どんな副作用が起こり得るのかをしっかり聞いておき、事前に対処法を医療従事者に相談しておきましょう。また、副作用で高熱を伴うような場合は、感染症の疑いがあるため、すぐさま医療機関へ連絡しましょう。

抗がん剤による副作用の症状とは

抗がん剤治療中に起こり得る、つらい副作用の症状を挙げていきます。

吐き気

「胃がムカムカする」、「気持ちが悪い」といった症状が現れ、嘔吐をする場合もあります。吐き気を抑える薬や対策について紹介していきます。

抗がん剤の吐き気の
副作用について詳しく

だるさ

「疲労感」、「疲れやすい」といった症状が現れます。抗がん剤の影響だけでなく、どんな原因が考えられるかについて説明しています。

抗がん剤のだるさの
副作用について詳しく

血管痛

抗がん剤を点滴する場合、「ヒリヒリする」といった痛みを感じる場合があります。起こる原因や対処法をご紹介しています。

抗がん剤の血管痛の
副作用について詳しく

関節痛、筋肉痛

肩、腰、腕など、全身にわたり関節痛や筋肉痛のような痛みが出る場合があります。回復時期やつらい場合の対策をまとめました。

抗がん剤の関節痛の
副作用について詳しく

発熱

からだのだるさとともに、発熱する場合があります。とくに38℃以上の熱が出た場合は、すぐに医療従事者へ連絡しましょう。

抗がん剤の発熱の
副作用について詳しく

脱毛

「毛が抜ける」ことへの悩みを抱えている方は多くいます。毛髪だけでなく、眉毛、鼻毛といった体毛すべての対策法を紹介しています。

抗がん剤の脱毛の
副作用について詳しく

味覚障害

味覚障害が起こると、食事をしても味を感じない、食事が楽しくないと思いがちになります。味覚障害の起こる原因と対策法をまとめています。

抗がん剤の味覚障害の
副作用について詳しく

口内炎

口腔内の粘膜が、抗がん剤の作用や細菌感染すると口内炎ができます。痛みだけでなく、食事中はどんな点に注意するかをお伝えしています。

抗がん剤の口内炎の
副作用について詳しく

下痢

抗がん剤の影響で腸の粘膜を刺激されるなどが原因で下痢の症状が起こります。日常生活で下痢症状を緩和できる工夫を確認してみてください。

抗がん剤の下痢の
副作用について詳しく

しびれ

手や足がしびれたり、感覚が鈍くなるといった症状が出ます。手足がしびれることで、日ごろ気を付けたいポイントについてもご紹介しています。

抗がん剤のしびれの
副作用について詳しく

※このサイトの主人公について

このサイトの主人公は架空の人物です。サイト内のストーリーはさまざまな体験談などをまとめたフィクションになります。

※各クリニックの治療について

治療法を選ぶことは、患者さんとご家族の将来に関わる大切な選択となります。独断で決めてしまうことは避け、必ず専門知識をもつ医師に相談しましょう。

抗がん剤含め、治療法にはそれぞれ副作用やリスクを伴います。抗がん剤の副作用についてはこちら、他の治療法については、メリットデメリットを含めてこちらでご紹介しています。

イメージ

ヒロシ(57)

肺がんステージ4

現在57才。妻と子供2人の4人家族。
突然の肺がんステージ3宣告を受け、抗がん剤治療をメインに闘病したが、骨への転移が確認される。