ただ目を開けているだけで継続的に襲ってくる怠さ、吐き気、痛み。どうしてこんなに苦しみながら抗がん剤治療を続けなければいけないのか。いっそのこと、治療をやめてしまえれば。それでも家族のことを思えばその選択はできない。そう思い悩んでいる方へ。また新しい明日へ一歩を踏み出すためのきっかけを。同じがんサバイバーであるヒロシさんの闘病記から一緒に探していきましょう。
ヒロシ(57)
肺がんステージ4
現在57才。妻と子供2人の4人家族。
突然の肺がんステージ3宣告を受け、抗がん剤治療をメインに闘病したが、骨への転移が確認される。
ヒロシ(57)
肺がんステージ4
現在57才。妻と子供2人の4人家族。
突然の肺がんステージ3宣告を受け、抗がん剤治療をメインに闘病したが、骨への転移が確認される。
耐えがたい吐き気に憔悴していく日々
肺がんに罹患し、外来で化学療法をはじめた直後は、大きな問題なく通えていました。でも、2年くらい治療を続けていると、抗がん剤の副作用に心が折れそうなくらい悩まされるようになったのです。
嘔吐・吐き気・38度の高熱・毎晩の耐えがたい怠さ・全身の痛みなど、それは想像していた以上の苦しみでした。
中でも一番辛かったのが吐き気。抗がん剤治療直後はとくにひどくて、食べてもすぐ吐いてしまうし、食欲が全くわきませんでした。大好きな焼肉でさえ赤身肉を2枚食べるのが限界で。そのせいかみるみる体重も減少し、元々80キロ台後半だった体重は70前後にまで減ってしまいました。
家族と共にのりこえようと
試みるも改善されず…
つらい副作用に負けぬよう、治療の日は食事量を抑える、マッサージや温浴をする、などを日常生活に取り入れ、家族にも支えられながら、何とか持ちこたえるものの…。いつまで続くかもわからない生活に、心が折れそうになりました。
約24週間の抗がん剤治療後、別の抗がん剤を試したのですが、やはり発熱・骨髄抑制・関節や筋肉の痛み・吐き気や嘔吐、ついには脱毛まで現れ、心身ともに限界でした。
しかも、がんは大きくはならないが小さくもならない、という八方ふさがりの結果に愕然。
繰り返し襲って来る副作用と改善がみられないがんに、治療を続けても意味が無いんじゃないか?もう抗がん剤治療をやめてしまいたい、と強く思うようになりました。
もし抗がん剤を
やめたとしたら…?
副作用で苦しむ中、医師からは「もう今使っている抗がん剤の効き目が弱くなってきたようです。効果のピークは過ぎたと思うので、次の抗がん剤を試してみましょうか」と提案されました。 確かにがんは大きくなっていないけれど、さらにサードライン(3回目)の抗がん剤治療を始めるなんて…正直、絶望的な気分でした。
「抗がん剤治療をやめるという選択肢はないか」と医師へ相談しても「つらいのはわかるが、やはり抗がん剤を使うしか方法はない」「新しい抗がん剤なら副作用は少ないかもしれない」と言われるだけ。他のがん患者はどうしているのだろう?と思い、ネットで調べてみたら、ステージ4のがん患者さんや終末期を迎えようとしている患者さんたちのブログが見つかりました。
抗がん剤をストップした人たちのブログを読んでみると、辛い治療から解放されて生活している人もいれば、更にがんが転移してしまい、緩和ケアで死を受け入れて生活している人もいるようでした。
そんな中、私も、ついに骨転移してしまっていることを担当医から告げられました。悪化しないで何とか生活できていたという事実だけでふんばっていた中、どん底に突き落とされた感覚になりました…。担当医師は「抗がん剤を続けているから最小限の転移で済んだ」と言ってましたが、このままの治療で本当に大丈夫なのか?副作用に苦しみながらも死を受け入れていくしかないのか?一体、自分はどうすればいいのか…。悩む毎日を過ごしてました。
がんの自由診療という新たな道へ
次の抗がん剤治療を受けるべきか悩んでいた私に、妻が「抗がん剤とは別の治療で快方に向かっている人もいるみたいだよ。セカンドオピニオン、受けてみたら?」と言ってくれました。どうやら、苦しんでいる私のために、他の方法がないかを一生懸命探してくれていたのです。
さらに、セカンドオピニオンを受けた後に抗がん剤の標準治療から自由診療に切り替えて、症状が快方へ向かっている人たちがいるということを、私に教えてくれました。妻には本当に感謝しかありません。この妻の助言により、標準治療だけでなく、色々な治療の先生へセカンドオピニオンを受けてみようと決心しました。
抗がん剤治療は
がんを抑える処置?
妻が探してくれたのは、自由診療の放射線治療に特化している医師。セカンドオピニオンの際、医師にこれまで行ってきた抗がん剤治療の内容と、その副作用に苦しめられてきたことを話しました。すると医師は、「あなたの抱えるレベル4のがん細胞に対しては、抗がん剤が悪い部分を“抑えている”処置である可能性があります」「また、あなたのように治療を続けていても転移する可能性もゼロではありません」
もちろん、今の病院でも抗がん剤治療の説明は受けていたので、その効果や内容については把握していたつもりだったし、がんが消えることはない、というのも分かってはいました。しかし… “抑えている”と割り切った考えまでは持てていなかったのだと思います。“寛解に向けて考えていきたい“と思うようになりました。
自分は、
まだがんと闘っていなかったのだ
セカンドオピニオンの医師は、こうも話してくれました。「副作用の少ない抗がん剤に切り替えてこのまま抗がん剤治療を続けることもできますが、それでは寛解を望むことはできません。もし寛解を目指すのであれば、別の治療を検討することも一つの手段です」
今までの病院では提案されなかった内容に、少し驚き。 医師は続けて「ヒロシさんの場合はお子さんがいらっしゃって、この先お子さんが成長していくのを見届けるという使命がありますよね。あなたには大黒柱としての大事な役割があるでしょ?だから、がんともっと向き合い、がんをよく理解して闘わないと。闘いなさい」と力強く鼓舞してくれました。
正直、がんを宣告されてから今まで、闘っているつもりではいましたが、心のどこかで死を受け入れるしかないとあきらめていたことを自覚しました。先生に「闘いなさい」と言われたとき、「あ、自分はまだ闘っていいんだ。闘えるんだ!」と思いました。そして、諦めずに、他の治療を検討することにしたんです。
患者仲間の死が、闘い続ける後押しに
治療法を探している時に、同じ病棟で仲良くなったケンイチさんが亡くなったという知らせを聞きました。ケンイチさんはステージ4の脳腫瘍を患いながら、懸命にがんと闘っていた方です。私は家族を連れてお通夜に行ってきました。彼の遺影の笑顔と気丈に振る舞う奥様を見て、涙が止まりませんでした。患者仲間の死がこんなにも悲しく、重いものだと突き付けられたのです。
今でも、彼を思い出すと涙が出ます。そして、自分にとっても、病気で死ぬということのリアリティが増してきます。一年でも一日でも長く生きていくことが、ケンイチさんの供養にもなると思い、がんと闘い続けることを誓ったのです。
3つの治療法
放射線治療、免疫治療
代替治療
セカンドオピニオンの医師から勧められた「放射線治療」や、その他の治療に関しても、妻と一緒に調べてみることに。
すると、各治療のメリット・デメリットが分かってきました。 放射線治療は、寛解を目指せる可能性があり、臨床試験や実績のエビデンスもあるそう。最近では高精度の機器も開発されていて、転移がんにも適応するとか!照射した場所に対して抗がん剤に近い副作用はありますが、期間は1ヵ月程度で、抗がん剤よりも発生頻度が少ないとのこと。
免疫療法は免疫チェックポイント阻害薬という薬剤や生活習慣の改善で、自己の免疫力を回復・維持する方法で開放に向かうこともあるとのこと。しかし人によっては抗がん剤に近い副作用があったり、引き続き研究が進められているとのことでした。
もう一つ気になった治療法は、代替療法。健康食品や生活の改善で治療するから、放射線治療と同じく、抗がん剤よりも副作用を大きく軽減できるのが魅力でした。さらに、効果について研究報告がある物もあるらしい。
他の治療法に気になりながらも、抗がん剤治療を続けるという選択肢もあると考えていました。延命治療とはいえ、これまで生きてこられたという事実は変わりません。別の治療に希望を持ちつつも、切り替えて悪化してしまったらどうしようという不安もありました。セカンドオピニオンの先生が「どの治療法を受けるにしても、医者とよく相談し、納得してからにしましょう」とおっしゃっていたことを思い出し、慎重に検討したのです。
講演会を聴いて勇気をもらう
妻が病棟で知り合った別の患者仲間の奥様から、がん患者が集まるNPO法人の講演会があること教えてくれました。 患者仲間はとても勇気づけられ、治療に前向きになったという話で、せっかくならと私も聞きに行ってみたんです。 講演会では、自分と同じようにステージ4のがんを患い余命宣告されても、別の治療法を実施して病状が良くなっている方や、諦めずに寛解を目指して頑張っている人たちがたくさんいることを知りました。 治療法を切り替えるのに不安だった私は、その講演で「やっぱり寛解を目指して治療を受けてみよう…!闘おう!」と、すごく勇気づけられました。妻と私が治療を決心する、後押しになってくれたと思います。
放射線治療
「トモセラピー」で
がんと闘う決心
私が調べた色々な治療の中で注目したのは、放射線治療のトモセラピー。「全身へ転移してしまった複数のがんに同時照射」「正常な組織を傷つけにくい」「副作用が少なく、快方を目指せる」というがんのステージ4患者にこそ合う条件がそろっています。何よりも相談に乗ってくれた先生の分かりやすい説明と、親身になって聞いてくれる姿勢から、この先生にお願いしたいと思ったからです。放射線治療を頑張ってみようと決心してからは、改めて「家族のためにがんと闘うぞ!」という気持ちが湧いてくるとともに、「抗がん剤のつらい副作用から解放される…」という安心感もすごく感じました。辛い闘病生活で何度も諦めかけていた私を支えてくれた家族に感謝しています。
ヒロシさんが選んだ放射線治療のなかで「トモセラピー」が受けられる都内のクリニックを3院紹介します。
トモセラピーは、正常組織への線量を軽減できる特徴があり、 “がんに厳しく、身体に優しい放射線治療”と言われています。 対象となる癌部位の種類数が多いほど、さまざまな原発巣や転移に柔軟な治療が期待できます。治療対象の癌部位の種類数が多い都内のクリニックをピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。
※がんの病種や症状により、診療方法は異なります。不安な点は、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。個人の体質や照射した部位などで差はありますが、吐き気、食欲不振、下痢、腹痛、だるさ、脱毛、皮膚炎、口内炎などの副作用が少なからず生じる場合もあります。1回の照射は30分程度。症状によって1クール5~10回照射します。
特徴1:トモセラピーによる
「がん治療専門」クリニック
クリニックC4のトモセラピー治療は1回30分ほどの照射で、10か所以上ある病変に対しても放射線治療を施すことができます。免疫療法を組み合わせた独自の治療スキームも確立しています。
特徴2:ステージ3や4の患者を
積極的に受け入れる
粒子線治療を含む先進医療の施設でがん治療を断られた人に対しても、積極的に対応。トモセラピーと、分子機構の修正を行う薬剤との併用により、前向きながん治療を進めてくれます。
特徴3:複雑かつ正確な照射プログラム
30年以上がん治療に携わり、放射線の治療装置開発に関与した院長自らが、実績やこれまでの治療経験に基づき、複雑・正確な照射プログラムを策定。多数の病巣があるような深刻なケースであっても、CTスキャンとの組み合わせにより確認できるがん細胞へ照射することが可能です。
診療時間 | 9:00~18:00 |
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電話番号 | 03‐6407‐9407 |
住所 | 東京都渋谷区元代々木町3‐12 |
特徴1:がんと感染症が専門
より症状と向き合った診療を提供できるよう「がん・感染症センター都立駒込病院」として、2011年にリニューアルスタート。感染症とがんに対する治療に重点を置いており、専門的な医療を目指している病院です。
特徴2:高精度放射線治療装置を用意
2011年の新病院開設以降、強度変調放射線治療(IMRT)をはじめとした高精度放射線治療装置を導入。副作用を軽減し、効率的にがん細胞を攻撃することを目指した高精度放射線治療を、症状に合わせて行えるよう体制を整えています。
特徴3:技術開発でも成果を発揮
都立駒込病院は、肝臓がんや肺がんの動体追尾定位放射線治療などの技術開発にも携わっています。さらに、正常組織に対する照射線量の軽減のため、頭部・腹部・骨盤部等でも各種の限局性腫瘍にIMRTを採用し、照射線量を軽減します。
診療時間 | 8:30~17:00(※土曜8:30~12:30) |
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電話番号 | 03‐3823‐2101 |
住所 | 東京都文京区本駒込3‐18‐22 |
特徴1:高精度放射線治療の
専門クリニック
IMRTやSBRTなど高精度放射線治療を専門に行うクリニック。副作用を抑えつつ、より効果的ながん治療を提供できるよう努めています。保険診療だけでなく、自由診療にも応じてきました。
特徴2:アメリカで研鑽
を積んだ院長
院長の柏原賢一院長は、アメリカのハーバード大学やワシントン大学で研鑽を積んできた日本医学放射線学会の放射線治療専門医でもあります。
特徴3:無料電話相談を実施
がんの放射線治療に関して、無料の電話相談を実施しているのもポイント。治療法で迷っている…といった方も、まずは気軽に相談してみましょう。専門の知識を持った相談員が親身に対応してくれます。
診療時間 | 9:00~18:00 |
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電話番号 | 03‐3529‐5420 |
住所 | 東京都江東区有明3‐5‐7(TOC有明のビルの隣) |
抗がん剤をやめるとどのような結果が考えられるのかまとめました。抗がん剤のやめ時や、抗がん剤を続けながらできる緩和ケアなどについて解説します。
抗がん剤治療のやめ時を決めるのは、自分自身です。そして、その決断に自分がしっかり納得していることが大切。抗がん剤治療のやめ時ついてまとめています。
抗がん剤治療は、一人ひとりの患者さんの症状に合わせて作られた薬品ではありません。ここでは抗がん剤が自分に合わないとき、注意すべきことをまとめています。
抗がん剤の費用は、使用する抗がん剤の種類やがんの進行度、症状や薬の投与量によって変わります。具体的には費用の目安や、公的医療保険が効く範囲などについて調べました。
緩和ケアは、末期がんの患者さんでなくとも、治療しながら受けることが可能です。緩和ケアで受けられる内容や、使用する医療用麻薬について紹介します。
セカンドオピニオンで医師から告げられた事や、勧められた治療を紹介。薬物療法に関する知識や、2019年6月時点の最新の抗がん剤ニュースなどもまとめました。
細胞障害性抗がん剤とは、がんを攻撃しながらも、正常の細胞も攻撃してしまう薬。いわゆる、副作用が発生するタイプの抗がん剤のことを指します。細胞障害性抗がん剤の分類や、効果と特徴、薬の副作用などについてご紹介します。
分子標的治療とは、がんの増殖を引き起こす細胞内の特定の分子を狙い撃ちする薬(分子標的薬)を使って、がんを抑える新しい治療です。分子標的治療の分類や、効果と特徴、薬の副作用などについてご紹介します。
がんの薬物療法中に、抗がん剤でアレルギー症状を起こす方もいます。アレルギー症状で重篤になるケースや、アレルギー反応に注意すべき抗がん剤の薬名などの情報をまとめました。
大手製薬各社は抗がん剤開発に力を注いでおり、新薬が次々と認可されています。分子標的治療も最新抗がん剤治療の1つ。現在は「いかにして、がん細胞と正常細胞を区別して治療するか」というテーマに進み、抗がん剤開発がされています。こちらでは、最新新薬のなどをご紹介します。
抗がん剤以外の治療法である「手術療法」「放射線治療」「免疫療法」「代替療法」について、それぞれ詳しく紹介します。
ステージ4のがん患者に対して手術療法は可能なのでしょうか?手術療法のメリット・デメリットについてまとめました。
転移がんに対して寛解エビデンスがある放射線治療について。治療の特徴や種類、メリット・デメリットなどをまとめました。
副作用は少ないものの寛解のエビデンスが少ない免疫療法について、治療の特徴と種類、メリット・デメリットなどをまとめました。
免疫療法と同じく、副作用は少ないものの寛解エビデンスがない代替療法を紹介。どんな療法があるのか、その種類や、メリット・デメリットをまとめました。
トモセラピーを用いたがん治療を専門的に行うクリニックです。多発転移や末期がんの患者さんなど、治療が困難と言われている人に対しても、積極的に対応してくれます。
所在地: | 東京都渋谷区元代々木町33番12号 |
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TEL: | 03-6407-9407 |
科学的根拠に基づく“あきらめないがん治療”がモットー。一般診療、乳腺外来、軽度認知症の予防・検査、人間ドック・健康診断にも対応しています。
所在地: | 栃木県宇都宮市屋板町561-3 |
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TEL: | 028-657-7300 |
感染症とがんを中心に、専門的な医療を実施。また、2011年の新病院開院以来、症状に合わせた高精度放射線治療機を導入しているのもポイント。
所在地: | 東京都文京区本駒込三丁目18番22号 |
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TEL: | 03-3823-2101 |
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)の病院。がんの加療、急性期医療、緩和ケアまで幅広く行っています。
所在地: | 東京都新宿区津久戸町5−1 |
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TEL: | 03−3269−8111 |
高精度放射線治療(IMRTやSBRTなど)専門のクリニックです。自由診療に対応してくれるのもポイント。
所在地: | 東京都江東区有明 3-5-7 |
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TEL: | 03-3529-5420 |
サテライトキャンパス(筑波大学)としてリニューアルした病院。大学教員が常勤医師として派遣されています。
所在地: | 茨城県水戸市宮町3-2-7 |
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TEL: | 029-231-2371 |
大学付属病院(順天堂大学)として、急性期医療をメインに、高度専門医療を要する患者さんの診療を行っています。
所在地: | 千葉県浦安市富岡2丁目1番1号 |
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TEL: | 047-353-3111 |
がん治療のリーディングホスピタル的な存在。臨床研究の中核的病院でもあり、治験や臨床研究も積極的に行っています。
所在地: | 東京都中央区築地5-1-1 |
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TEL: | 03-3542-2511 |
がん、心臓病、脳疾患、救急医療を中心に高度先進医療を提供しています。産婦人科・小児科を含む高度急性期医療も重視。
所在地: | 神奈川県川崎市麻生区古沢都古255 |
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TEL: | 044-322-9991 |
がん高度専門医療が提供できる国立病院です。バリアン・メディカルシステムズ社のTrueBeamで、強度変調放射線治療(IMRT)が可能。改築工事が終了し、2018年から新施設での外来がスタートしています。
所在地: | 埼玉県和光市諏訪2-1 |
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TEL: | 048-462-1101 |
茨城県の「都道府県がん診療連携拠点病院」認定病院です。センター内に外科治療・放射能治療・薬物治療・緩和医療の科目を設置。放射線治療においては、強度変調放射線治療「IMRT」を導入しています。
所在地: | 茨城県笠間市鯉淵6528 |
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TEL: | 0296-77-1121 |
歴史ある聖路加国際病院では、各科目と連携を取りながらワンストップ対応できるチーム医療を行っています。転移癌の治療については「診断・治療・核医学」の3部門がある放射線腫瘍科で対応。患者さんに寄り添う治療とケアを提供します。
所在地: | 東京都中央区明石町9-1 |
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TEL: | 03-3541-5151 |
患者さんのライフスタイルを優先するような治療を実施。IMRTなどの最新医療機器が整っているほか、腫瘍センターには外来化学療法室や緩和ケア室、精神的な支援を行うがん相談支援センターなども完備されています。
所在地: | 東京都港区西新橋3-19-18 |
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TEL: | 03-3433-1111 |
外来を中心とした診療体制を確立しています。抗がん剤による化学療法、分子標的治療、画像診断と手術療法(IVR)、薬物療法と手術療法、放射線療法など集学的治療を実践。がんゲノム解析に基づく先進治療の提案も積極的に行っています。
所在地: | 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1 |
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TEL: | 043‐222‐7171 |
地域における高度急性期病院の役割を担っている国立病院。地域がん診療連携拠点病院の指定も受けています。東京医療センターは、国内で初めてヨウ素125シード線源永久挿入による小線源療法を行ったことでも知られています。放射線治療器は「リニアック」を導入しています。
所在地: | 東京都目黒区東が丘2-5-1 |
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TEL: | 03-3411-0111 |
救急医療と急性期医療、高度医療が整っている東京都中野区の中核的医療機関です。2017年に新設されたB棟には放射線治療センターを新たに設け、バリアン社製の「True Beam STx」を導入しています。
所在地: | 東京都中野区江古田3-15-2 |
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TEL: | 03‐3387‐5545 |
ヒロシ(57)
肺がんステージ4
現在57才。妻と子供2人の4人家族。
突然の肺がんステージ3宣告を受け、抗がん剤治療をメインに闘病したが、骨への転移が確認される。